やさしい霊的真理

スピリチュアリズムに基づいた生き方をご提案していきます

ゆるすということ

ダライ・ラマ14世の言葉をご紹介します😃

 

人類、さらにはすべての生きとし生けるもの

―人間も動物も―には、

幸福を求め平和に暮らす権利があります。

これとは反対に、他人に痛みや苦しみを与える権利を持つ者など一人もいません。

 

ゆるしの気持ちを身につければ、

その記憶にまつわる負の感情だけを心から手放すことができるのです。

ゆるしとは「相手を無罪放免にする手段」ではなく、

「自分を自由にする手段」です。

 

愛、ゆるし、思いやりにより、

私たちはさらなる希望と決意を手にし、

より明るい未来に向かって進むことができます。

怒りや憎しみに負けてしまえば、道に迷い、

苦痛に満ちた人生を送ることになってしまいます。

 

思いやりの心は人生で成功する究極の源です。

利己的な考え方は他者を害するだけでなく、

まさに自分が望んでいる幸福を阻害します。

 

私は誰と会おうと、古い友人として迎えようとしています。

このことが私を本当に幸せな気持ちにさせてくれるのです。

これが、思いやりの実践です。

 

ほとんどの人は、思いやりを身につけるのに

一生かかると言っても過言ではありません。

しかもその段階に達して初めて、

私たちは人間としての深淵なレベルの思いやりを体験するようになります。

そう、思いやりを実践することで、

人はさらに思いやりについて学んでいくことになるのです。

 

ほんとうの意味の思いやりは、

まず自分自身に対して向けられるべきものだと思います。

まず自分自身に思いやりを持ち、

それを周りの多くの人たちに向けて広げていくのです。

つまり、

自分自身を忌み嫌い、嫌悪しているような人は、

他者を思いやることなど不可能なことだからです。

 

出典:ダライ・ラマ14世「ゆるす言葉」

 

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愛と光をこめて