やさしい霊的真理

スピリチュアリズムに基づいた生き方をご提案していきます

死んだらどうなる?②

1つ前の記事に、一般的な死の経過について書きました。

今回は、それ以外の場合について説明します。

 

🍀戦争や事故であっという間に死んだ人は、なかなか自分の死を悟ることができません。

🍀激しい憎みや恨みの感情を持って死んだ人も悪感情が災いし、いつまでも死の自覚を持つことができません。

🍀自殺した人の場合も、長期に渡って自分の死に気が付かないのが普通です。

🍀生前信仰していた宗教によって、死に対する間違った知識を身につけてしまっている人は、信じていたことと違う展開を受け入れることができず、死の自覚を持つことができません。

 

こうした霊たちは、死の自覚が持てるようになるまで地上近くに留まり続け"地縛霊"となります😥

何ヶ月、何年といわず時には何百年もの間ずっと地縛霊として地上近くをうろつき回る場合もあります。

 

他界後は、死者が自分の死を自覚できさえすれば次に進むべきプロセスが自動的に示されるようになります。

したがって死についての正しい知識の有無が他界直後の運命の分かれ道になってしまいます。

 

こうした地縛霊に向かって私達にできることがあります😊

それは、亡くなった人に対して悲しみ続けたり、未練を持ちつづけるのではなく、祝福してあげることです。

重い肉体から解放されて本来の世界へ帰っていくことを喜んであげることです。

私達の悲しみの念は幽界にいる他界者にストレートに届くため、他界者の意識が地上に引き付けられたままとなってしまい、なかなか死を自覚することができなくなってしまいます。

「あなたは、既に死んでそちらの世界での生活が始まっているのです。いつまでも地上のことを心配していてはいけません。あなたのすぐ近くに、導いて下さる方(守護霊)がいらっしゃいますから、その方の指示に従って行きなさい」と教え諭せば、進歩の道を早く歩み出せるようになります😇

これが、スピリチュアリズムが明かす真の意味での先祖供養であり、正しい死者への供養の方法です💐

立派なお墓や戒名を用意したり、供物をいくら供えたとしても本人の霊的意識の向上には何のプラスにもなりません。

愛する人からの念は必ず他界者に届きます✨

もし、あなたの身近に不慮の事故や自殺など、上記の4つのケースに当てはまるような形で亡くなられた方がいらっしゃったら、ずっと嘆き悲しむのではなく、その方のために早く死の自覚が持てるようにとこちらから祈ってあげるということをおすすめします。

 

他界した人が向かう"幽界"には、様々な存在がいます。

1.人間の霊

(守護霊、背後霊、未熟霊、低級霊、邪悪霊)

2.天使、妖精

3.動物の幽体

4.幽体離脱中の地上人の霊体

5.想念霊、化身霊

 

一言で幽界といっても広いので、様々な存在がいますね😲

美しい場所もあれば、地獄といってもいいような醜悪で暗黒の場所もあります。

幽界の中でも最下層の一部が、暗い場所に相当します。

そこには、地縛霊や低級霊が大勢います👻

外から見れば、そこは"暗黒地獄"となっています😱

 

さらに、地上時代に利己的な生き方をしてきた者、他人を苦しめてきた者、善行をするチャンスがありながらそれを無視して来た者などは死後、幽界に行ってから、その愚かさのツケを払わされることになります。

自分の蒔いた種は必ず自分で刈り取らなければなりません。

幽界では、自分の地上人生がいかに間違っていたのか、そしてせっかくの霊的成長のチャンスを捨て去ってしまったことを実感するようになり、大きな後悔と苦しみの中に立たされるようになります。

地上とは違い、肉体を脱いで思念の世界である霊界に入ると、後悔の苦しみが私達の想像を絶する大きさとなり迫ってくることになるのだそうです。

そして自分が犯した罪を、自分自身で裁き、罰するようになるのですが、これも想像を絶するほどの"地獄の苦しみ"となります。

よく言われる閻魔大王やサタンが出てきて審判を受けるというものはありません。

スピリチュアリズムによれば実際は、死後誰もが幽界で、自分の地上での行為を反省し、自らを裁くという状況が生じます。

幽界におけるそうした苦しみによって霊的に覚醒するようになるまで、自分自身で作り出した地獄の状態は続くことになります😨

 

しかし、そうした暗い場所で過ごした霊にも、いつか苦しみを通して少しずつ進歩への欲求が芽生えるようになります。

あまりの霊性の未熟さゆえに、進歩への欲求が芽生えたもののいつまでも1人では更生の道を歩みだせない者には、霊界の高い界層の高級霊から救いの手が差し伸べられています🙌

 

また、地獄に堕ちている霊の中には、地上時代に犯した大きな罪や間違いを償うために、半ば強制的に地上へ再生させられる者もいます。

こうした再生霊の地上人生は、過酷で厳しいものとなるのだそうです。

 

これまでお伝えしてきた大半の人々とは違って、地上時代からすでに霊的人生を歩み、霊的成長をなしてきた少数の人もいます。

地上にいながら絶えず"霊主肉従"を保つ努力を重ねてきた人間にとっては、幽界での浄化のプロセスは不要となるため、幽界を素通りしてすぐに霊界に入るようになります。

そして地上で作り上げた霊的成長レベルから、霊界での生活を始めるようになります。

 

スピリチュアリズムによってもたらされた霊的真理に沿って地上人生を歩むということは大変険しい道のりですが、地上にあるどんなものよりも大切な努力だと私は思っています😌✨

 

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愛と光をこめて