やさしい霊的真理

スピリチュアリズムに基づいた生き方をご提案していきます

愛するペットとの別れ

ペットとの別れは非常に辛いものですね。

私は昨年、愛犬を亡くしました。

覚悟はしていたもののペットを飼ったのは初めてだったのもあって、こんなに辛く悲しいとは思いもしませんでした。

数日経っても落ち込んで何も手が付かずボーッとしていたら、愛犬の若くて元気だった頃の香り(香ばしくていい匂い)がどこからともなく…。

不思議と何回かに分けて漂ってきました。

「私は傍にいるよ。くよくよせずに前を向いて。」という愛犬からのメッセージだと思い、元気を取り戻していくことができました。

そして、スピリチュアリズムが明かす動物の死後についての内容をもう一度ちゃんと振り返りました。おかげで今ではいつか訪れるであろう愛犬との再開の時が楽しみです😊

 

今回は、スピリチュアリズムが明かす「動物の死後のゆくえ」について説明していくことにします。

神によって永遠の存在として造られた人間とは違い、動物は死とともに存在が消滅することになります。

人間のように霊界で永遠に生き続けることはできません。

ただし、人間と愛情関係のあった動物については、死後しばらくの間は生きていた時の形態を維持し、飼い主が霊界に来る時を待つことになります。

 

全ての動物には自由意志はなく、ある種のロボットとして造られていて、常に摂理の範囲にとどまり、その支配を受けるようになっています。

対して人間には、神により唯一霊的資質と自由意志が付与されています。自由意志を行使することができる範囲には限りがありますが、ある程度は摂理に反した行為をすることも許されています。

※もちろん犯した摂理違反については、いずれ自ら代償を払わなければなりませんが。

人間は進化の頂点に立っているため、動物界全体に大きな影響をもたらします。

そして人間と動物は互いに協力し、ともに進化する宿命にあります。

 

🐾動物の死後の様子について

1.人間に愛されたことのない家畜、野生動物

死後、肉体から離れると生命素(一種の生命霊)になり、犬なら犬、猫なら猫のグループ・スピリット(集合魂)の中に吸収され、個性を失うようになります。

2.ペットとして人間に愛された動物

肉体の死後も、しばらくは幽質の形態を維持します。

後から来た飼い主と再会することで自分が死んだことに気が付くようになり、少しの間、共に生活をするようになります。

飼い主が幽界の生活に慣れ、「霊的意識」に目覚めて霊的進歩の道を歩み始めるようになると、動物への愛も自然に薄れていくようになります。

それに伴いペットの幽質は分解して、生命素はグループ・スピリットの中に吸収されていきます。

ペットだった動物は、自分を愛してくれた人間への恩返しをします。

これは、人間にとっては「動物を愛したこと(善の行為)に対する良い結果がもたらされた」ということになり、愛の摂理そのものといえます。

🍀幽界にいる動物としては、犬、猫、小鳥、馬、ごくまれに猿などがいるそうです。

 

人間がペットを愛する一方、狩猟・肉食・動物実験により動物へ虐待をしていることについて、霊界からは激しい非難の声が上がっています。

スピリチュアリズムでは、神から生命を与えられたという点で、動物の生命を奪う権利は人間にはないと考えます。

 

1.狩猟…楽しみで動物の生命を奪う非道さ

2.食用…生命の尊厳性を無視する残酷さ

3.動物実験…無慈悲な殺害

 

これらはみな、摂理に反した行為となります。

しかし、すべて当たり前となってしまっていることなので、すぐに廃止することは不可能であり、現在の地上人がいまだ未熟な霊的レベルにあることを霊界サイドも分かっていて、「今すぐやめなさい」とは言わずに、分かった人から「自分の意思でやめなさい」と勧める程度にとどめています。

そして動物を殺す際には、できるだけ残酷性の少ない方法を取るようにと教えています。

 

私も出来ることから始めようと思い、愛犬の死後から考えを改めることにしました。

他の家族もいるため完全な菜食主義とまではいきませんが、できる限り肉食を控えるようにしています。

 

あなたが愛したペットはあなたが来るのを待っていてくれていることでしょう😊

いつかもう一度、会って抱きしめられる日が来ます。

この記事がペットロスで苦しい方の心の救いになれば幸いです🌷

 

最後に私の愛犬を紹介したいと思います。

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パグの銀ちゃんです。

思い出がありすぎて、胸がいっぱいになります。

私のところに来てくれてありがとう。

 

愛と光をこめて