霊的成長のための自己努力をしていくにあたり、原則的な"摂理"について知っておくと理解の助けになると思います。
摂理とは、大自然を運行している大いなるエネルギー。
万物を創造した神そのものといえます。
※そもそも神や摂理についての概念は私たちが的確に把握できるようなものではありませんので、分かりにくい説明で申し訳ありません。
今回ご紹介したいのは「因果の法則」についてです。
因果とは、原因と結果のことですね。
🌱「因果応報」
🌱「良いことも悪いことも自分に返ってくる」
🌱「蒔いた種は自分で刈り取らなければならない」
🌱「蒔いた種の通りの花が咲く」
🌱「相手は自分を映す鏡」
などの言葉を聞いたことはありませんか?
これらを"因果の法則"または”因果律”といいまして、私たちのちょっとした行いの中にも驚くほど正確に働いている摂理の1つになります。
はっきりと目に見えるわけではないので気づきにくく、
とりわけ自分のことになるとなかなか分かりにくいものです。
なぜかというと、みんな「自分は正しい」と思っている(思いたい)ものだからです。
そう思わなければ社会の中で自信をもって一人前の人間として生きていけません。
自分のことよりも他人のすることを見ている方が客観視できるぶん、因果律が働いているのがよく分かると思います。
例えば、誰かが「悪いことしたからバチが当たった」などという場合、その人が何か悪いことをした結果、因果律が働き、それ相応の困難の経験が返ってきたということになります。
この"悪い"という基準は"摂理に反しているかどうか"によって決まります。
具体的には…相手のことを考えず自分中心の考えを通そうとしたり、物質的な欲望に走ったりした分だけ悪いことになります。
自分より相手を優先して愛を与え、物質的な欲望より霊優位になるよう努力した分だけ良いことになります。
このように、因果律は悪いことだけに働くのではありません。
良い行いにはそれ相応の良いことが返ってきます。
そう考えると「人のせい」は存在しないことになります。
自分の行いや在り方が、自分の周りの世界を作っています。
周りの人に優しい気持ちを与えれば、優しい気持ちが返ってきます。
反対に、人を見下したり憎まれ口ばかり言っていると…言わずもがなですよね。
人間は肉体を持った霊的存在ですので、誰しもに霊的な感性が備わっています。
霊能力者でなくても、相手の発するオーラやエネルギーを感じ取り、そうした言葉以外に伝わってくるもので無意識にその人を感じたり分析しています。
そうした霊的なセンサーを駆使して、相手との波長の合う合わないや距離感をはかっています。
人により個人差はありますが、そのセンサーが全く働かない人は居ません。
摂理は完璧ですので、寸分の狂いなく運行しています。
私達が摂理の存在を意識できていないだけで、神がこの世を造った時から現在、そして未来永劫この摂理は同じように働き続けます。
神が直接人間の前に姿を現すということはなく、摂理を通して間接的に人間と地球上のすべてのものに接し、支配しているということになります。
摂理には他にも様々なものがあり、詳しくはスピリチュアリズム普及会のホームページをご覧ください。
🍀スピリチュアリズム普及会
愛と光をこめて